【S14使用 最終93位&190位 最終レート2050&2008】バシャーモ軸サイクル
本ROM TN:kenken
サブROM TN:らび
kenkenです!シーズン14お疲れさまでした~!
長い卒論との戦いが終わり、久しぶりに時間をかけてランクマッチに潜ることができ、そこそこ良い結果を残すことができたため、今回記事を書かせていただきました。
今期はUSUMの頃ずっと愛用しており、当時私自身の最高レートを達成してくれた「バシャーモ」を軸に構築を組みました。また、ゴリララグサンダーのサイクルも非常に強力だったので、最後まで読んでいただければ嬉しいです。
<構築経緯>
前期にバシャーモ入りで結果を残した人にシンプルに憧れたこと、また、ダイマ同士の打ち合いに強いことから刺さっていると感じ、大好きなバシャーモを構築の軸にしました。また、バシャーモと相性の良いサンダーを、相手視点からは見えにくいサンダー受けとしてHDで採用、このままだと相手のカバルドンに好き放題されるため、カプ・レヒレ(シーズン序盤はテレパシー、終盤でミストメイカーに変更)を採用し、この3匹を構築の軸にして残りの3匹を決めました。今期は初手ダイマが極端に少ないこと、サンダーのボルトチェンジを絡めたサイクルパーティが多いと感じ、ボルトチェンジをカットするための地面枠としてカバルドン(シーズン後半でラグラージに変更)を採用、バシャーモが通せない中速以下の受け構築の崩し、最低限の受けループ対策に珠を持たせたゴリランダーを採用、このままだと相手のカイリューが重すぎるため、タスキを持たせたドラパルト(中盤からミミッキュに変更)を入れ、構築の完成としました。
先に途中で変更した3匹について記述させていただきます。
元々の構築は
ASバシャーモ@バコウの実
HDサンダー@残飯
CSカプ・レヒレ@スカーフ
HDカバルドン@オボン
ASゴリランダー@珠
ASドラパルト@タスキ
→シーズン中盤までテレパシーでスカーフ採用でした。スカーフレヒレは初手に出しやすく、特性表記が出ないため、初手ランド対面でのS関係が分かりにくいこと、カバルドンと選出した時に相手にあくびを入れられないこと、ドラパルトの竜技半減を避けるため、夢特性で採用していました。しかし、カバルドンがあくびを打つ対象がほぼサンダーやカイリューといった浮いているポケモンであること、サンダーの暴風混乱を引いてしまい仕事ができないこと、後続の状態異常を守れる点からミストメイカーの方が自分の構築には合っているということが分かり、特性を変更しました。
【ドラパルト】→【ミミッキュ】
→タスキを持たせ、龍舞、鬼火、ドラゴンアロー、ゴーストダイブという構成で、積みアタッカー兼起点作成としてシーズン中盤まで使用していました。しかし、相手のミミッキュがきつかったこと、初手で出すとき以外大体ステロでタスキが削れることから使いにくいと感じ、相手のミミッキュやカイリューに最低限抗えるミミッキュに中盤から変更しました。本当に変えて良かった( ;∀;)
→変えた瞬間勝率が跳ね上がったMVP。HDに寄せることでHDカバルドンよりも安定してサンダーを見れる点、ポリゴン2への後出しがカバルドンよりも圧倒的にしやすい点、ゴリランダーのグラスフィールドとまもる・残飯を合わせた体力管理、ステロが撒けなくてもクイックターンで削りながら多面操作できる点、相手のあくびループを大体抜けることが出来る点からメリットが多いと感じ変更しました。
【サンダー】→【残飯→オボン】
→ラグに残飯を持たせたことから仕方なくオボンにしましたが、意外と生きる場面が多く、むしろオボンにして正解でした。
※上記の相談に乗ってくれたMahinaさんありがとうございました!
以上から最終的な構築は以下のようになりました。
ASバシャーモ@バコウの実
HDサンダー@オボンの実
CSカプ・レヒレ@スカーフ
HBDラグラージ@残飯
ASゴリランダー@珠
HABSミミッキュ@アッキの実
以上が構築完成までの経緯です。
次に固体紹介に移ります。
<固体紹介>
特性:加速
性格:意地っ張り
持ち物:バコウの実
努力値:AS252 D4
155-189-90-×-91-132
構築の軸です。陽気にしないことで最速ウオノラゴンが抜けないのが残念ですが、カプ・レヒレとゴリランダーでケアをすることや、先にバシャーモを展開し加速で抜けるようにしておくことを心がけました。意地にすることで、ダイマガブリアスを+4インファイトで乱数で倒せたりと、意地採用に助けられたことが多く、最後まで変更しませんでした。役割としては、サンダーポリ2絡みのサイクルの崩しやテッカグヤ入りのパーティ破壊及び初手ダイマでの荒らし(あまりしない)です。
基本的に初手には出さず、サンダーの怪電波やラグラージのあくびで眠らせてから出し、剣の舞から全抜きといったパターンが多かったです。バコウの実を盾にサンダーと打ち合い、サンダーを倒してから裏のミミッキュやゴリランダーを通す試合も多かったです。死に出しミミッキュで止まったり、HBランドロスで止まってしまうため、選出は慎重に行いました。サンダーの静電気麻痺で落とした試合がありすぎて殺したくなる時もありましたが、構築のエースとして最高の活躍を見してくれました。
・サンダー
特性:プレッシャー
性格:慎重
持ち物:オボンの実
技構成:ボルトチェンジ 暴風 怪電波 羽休め
努力値:H220 D244 S44 (s+1で最速エースバーン抜き)
193-×-105-145-155-126
相手視点から選出画面では見えにくい特殊受けです。基本的に相手の特殊ポケモンを怪電波で弱体化させ、ボルトチェンジからエースにつなぐのが役割です。たまにエースバーンと打ち合うことがあるため、最低限のSを確保し、なるべく相手のサンダーの下からボルトチェンジできるようにしました。終盤身代わりサンダーが多いと感じたため、調整はこれでよかったと思います。特性は物理に繰り出さないこと、S関係把握を優先したかったため、【プレッシャー】にしました。使用率1位なのも納得の強さでした。
特性:ミストメイカー
性格:臆病
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック
努力値:CS252 D4
145-×-135-147-151-150
相手のカバルドン・ウオノラゴン・ウーラオスへの牽制としてスカーフで採用しました。選出率はそこまで高くありませんでしたが、相手のポケモンをトリックで縛って裏を通すプランを取れそうな時に選出することが多かったです。また、バシャーモとの相性保管に優れていたのが良かったです。
特性:激流
性格:生意気
持ち物:残飯
努力値:H252 B60 D196 (B→意地鉢巻き悪ウーラオスの暗黒強打耐え)
207-130-118-×-148-58 ※S個体値0
構築のクッションとして活躍しました。サンダーが出せない=ゴリランダーが通せる構築なので、相手はゴリランダー受けとしてサンダーを必ず選出してきます。そのため、よく相手のサンダー受けを任せていました。グラスフィールドと合わせて場持ちがよく、守るが本当に偉かったです。不意に飛んでくるダイソウゲンさえ気を付ければめちゃくちゃ強かったです。特性が激流なのは、激流発動時のクイックターンで相手のみがわりを割れることが多かったのと、湿り気読みで爆発してこないレジエレキが多かったからです。また、S補正を下げていないカバルドンに下からクイックターンを打てるのも偉かったです。多分1番選出しました。
・ゴリランダー
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
持ち物:命の珠
技構成:グラススライダー 叩き落とす 馬鹿力 剣の舞
努力値:AS252 H4
176-194-110-×-90-137
低速サイクルを崩しや、サンダーに厚い構築への回答として珠で採用しました。環境にHDサンダーが多かったことからサンダーの上を取れることが多く、H252振り程度のサンダーならステロ込み剣舞後キョダイコランダで乱数で持っていけることから、選出画面で相手のサンダーが遅いと判断した時には積極的に選出するようにしました。また、構築全体で相手とのS関係を把握しやすいことから選出がしやすかったです。陽気だと抜ける相手が多くなりますが、環境的にS実数値137~150のポケモンがそこまで多くなかったため意地で良いと判断しました。
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
持ち物:アッキの実
技構成:影うち じゃれつく ドレインパンチ 剣の舞
努力値:H164 A204 B36 D4 S100
151-149-105-×-126-129
調整意図:H-B 非ダイマ時ブリザポスの特化ヘビーボンバーをB+1状態ドレインパンチの回復込みで確定耐え。皮を盾に剣舞すれば対面で勝てるように。
S 準速ウオノラゴン抜き抜き
この構築で1番調整を考えたミミッキュ。環境的に意地ウオノラゴン抜き調整が多かったので、そこを抜けるようにSを100まで振りました。とにかくバシャーモがラス1ミミッキュで止まってしまうのと、カイリュー入りに勝つためにSラインを引き上げたミミッキュを採用しました。実際にミミッキュ対面で上を取れることが多く、耐久を削ってでもここまでSを上げて良かったと感じました。カイリューとサンダーが同時に選出されるとバシャーモとゴリランダーが勝てないので、ミミッキュをエースにした選出で試合プランを選出画面で考えていました。
<選出>
選出画面で主に4つのプランを考えていました。
①バシャーモを通すプラン
②ゴリランダーを通すプラン
③ミミッキュを通すプラン
①のプラン
とりあえず、カイリューに絶対勝てません。なのでカイリューがいたら大体①のプランは取りません。カイリューがいなければほぼバシャーモを通します。
以上の選出が多かったです。
②のプラン
サンダーとカイリューがきついです。(特にカイリューヤバい)なのでバシャーモと同様にカイリューがいたらまず出しません。サンダーはS関係と周りのサポートで突破可能ということから構築次第で選出といった感じです。
ゴリランダー+ラグラージ+バシャーモ(バシャーモのダイマックスを視野に入れる)
以上の選出が多かったです。ゴリランダーを出すときはサンダーと対面した時の引き先が必要なため、ラグラージを全体に選出していました。なんならサンダーも同時に出していました。ただ、相手のサンダーがゴリランダーより速い場合はゴリラグサンダーの選出をすると相手のサンダーを突破できないという状況が起こるため、慎重に選出しました。
③のプラン
バシャーモとゴリランダーが通せない時(特にサンダーとカイリューが同時選出された時)にミミッキュをエースにしたプランを立てます。ミミッキュを通すときは、相手のミミッキュ死に出しミミッキュを裏で突破しなければならないため、ミミッキュ入りにはゴリランダーを確定で選出していました。
ミミッキュがいない時:ミミッキュ+ラグラージ+サンダーorカプ・レヒレ
ミミッキュがいるとき:ミミッキュ+ゴリランダー+ラグラージorサンダー
以上のように、サンダーを流しつつミミッキュを通すようにしていました。
④のプラン
相手の構築が初手ダイマ構築に見える時orこちらのバシャーモがぶっ刺さっている時にだけこの選出をします。相手の構築がウーラオス入りかどうかで選出が分かれます。
ウーラオス抜き;バシャーモ+ミミッキュ+ゴリランダーorラグラージ
以上の選出が多かったですが、初手ダイマ構築は大体ウーラオスが入っているので前者の選出が多かったです。
一応受けループに当たったときは
<最後に>
今回初めて試みたことがあります。それは、対戦相手のTNとポケモン、選出・持ち物・技を記録することです。これまで何度も最終2桁を取ってきた人にとっては当たり前なのかどうかは分かりませんが、本当にこのメモが大事だということに気づかされました。特にシーズン終盤は再戦が多発するため、相手の型を記録しておくと本当に試合のプランニングがしやすく、勝てた試合が多数ありました。また、サブロムで潜っている人との再戦も多いため、見たことがある構築に当たったときにすぐ記録を見返し、並びが同じだと分かれば対策が簡単でした。実際に、3位や5位の方と再戦した際に、2回目は勝つことが出来ました。私自身もその対策して、最低限数戦ごとに構築の並び順を変更したりしていました。これを徹底するだけで、今回初めて最終2桁を達成することが出来ました。瞬間1位やヨロイビギニング7位の時よりも嬉しいです(*'ω'*)
↑ 実際のメモ
少しでも多くの情報を集めておく…これほど大事なことはありません。今シーズンは情報の大切さに気付かされました。4月から就職ということでこれからポケモンをする頻度が少なくなると思います。最後にこのような結果を残すことが出来て本当に良かったです!
来シーズンからの禁伝環境も楽しんでいきましょう!!
一応レンタルPT公開してますが、来シーズンは使えないですね(笑)
質問等あればDMお願いします!